曼陀羅の滝とは?弘法大師ゆかりのパワースポット
和歌山県田辺市龍神村にひっそりとたたずむ曼陀羅の滝は、落差約10メートルの美しい滝です🌿 高野山真言宗の開祖である弘法大師が、水をつかさどる八大龍王の一柱・難陀龍王のお告げによって龍神温泉を開いたときに命名したと伝えられています。
龍神温泉街の中心にある温泉寺の裏手から、整備された遊歩道を約600メートルほど登ったところにあり、周囲は苔むした木々と黒々とした岩肌に囲まれた神秘的な雰囲気が漂うパワースポットです✨ 近代の名作家・中里介山の小説「大菩薩峠」の中で、主人公の机竜之助がこの滝の水で失明しかけた目を治療したというエピソードが描かれたことでも有名になりました。
温泉街から滝までは徒歩で片道15分〜25分ほど。道中はやや急な山道になっており、スニーカーなど歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。木々に囲まれた遊歩道は夏でもひんやりとしていて、マイナスイオンをたっぷり浴びながらの散策が楽しめます。滝のすぐそばまで階段がついているので、水しぶきを間近に感じられるのも嬉しいポイントですよね🍃
そんな曼陀羅の滝を訪れるなら、ぜひ龍神温泉エリアに宿泊してゆっくり過ごしたいもの。龍神温泉は群馬県の川中温泉、島根県の湯の川温泉と並ぶ「日本三美人の湯」のひとつとして知られ、ナトリウム炭酸水素塩泉のとろりとしたお湯は、入浴後の肌がつるつるすべすべになると評判です。曼陀羅の滝でパワーをいただいた後に美人の湯に浸かる、そんな贅沢な旅のプランはいかがでしょうか?
この記事では、曼陀羅の滝周辺で泊まりたいおすすめの宿を7軒厳選してご紹介します。龍神温泉の老舗旅館から、地産地消のお料理が自慢の宿、歴史ある文化財の宿まで、きっとお気に入りが見つかるはずですよ😊
龍神温泉エリアのおすすめホテル・旅館7選
曼陀羅の滝がある龍神温泉エリアには、個性豊かなお宿がそろっています。ここからは、実際に宿泊した方の口コミ評価も高い人気のホテル・旅館を一つひとつ詳しくご紹介していきますね。どの宿も「日本三美人の湯」を源泉で楽しめるのが最大の魅力です💕
季楽里龍神|地産地消バイキングと檜香る大浴場が人気
季楽里龍神は、龍神温泉エリアで最も客室数が多い公共の宿で、全57室を備えています。2004年にオープンした比較的新しい施設で、館内には龍神産の檜がふんだんに使われており、ロビーに足を踏み入れた瞬間から木の温かみと香りに包まれます🌲
こちらの宿の一番の魅力は、なんといっても地産地消にこだわった郷土料理バイキング。龍神村で採れた新鮮な野菜や山の幸をたっぷり使ったメニューが並び、ジビエ料理なども楽しめると口コミでも高評価を得ています。品数が豊富で、お子さまからご年配の方まで幅広い年代の方が満足できる内容になっているのが嬉しいですよね。
温泉は大浴場に加えて広々とした露天風呂、さらにサウナも完備。とろとろの美人の湯を心ゆくまで堪能できます。日帰り入浴も受け付けているので、宿泊しなくても気軽に龍神温泉を体験できるのもポイント。曼陀羅の滝からは車で数分、徒歩でも温泉街を通って20分ほどとアクセスも良好です。ファミリーやグループ旅行にもぴったりの宿ですよ😊
龍神温泉 下御殿|日高川沿いの混浴露天風呂と畳敷きの御座敷風呂
龍神温泉 下御殿は、清流・日高川のほとりに建つ全17室の温泉旅館です。すべてのお部屋が日高川に面しており、窓の外に広がる四季折々の渓谷美を眺めながらゆったりと過ごすことができます🏞️
こちらの宿で特に注目したいのが、個性あふれるお風呂の数々。全国的にも珍しい畳敷きの「御座敷風呂」は、湯船から洗い場、脱衣所まですべてが畳敷きという贅沢な空間で、まるでお殿様のような気分を味わえます。もうひとつの内湯は檜風呂で、檜の香りに包まれながらの入浴はまさに至福のひととき。そして下御殿の名物といえば、日高川にせり出すように設えられた混浴露天風呂。バスタオルや湯浴み着を着用して入浴するスタイルなので、カップルやご夫婦でも一緒に美人の湯を楽しめるのが魅力的です。内湯は朝夕で男女が入れ替わるので、両方のお風呂を堪能できますよ。
お料理は地元食材を生かした季節の会席料理。女将さんをはじめスタッフの方々の温かいおもてなしも口コミで絶賛されています。曼陀羅の滝のすぐ近くに位置しているので、温泉街の散策や滝へのハイキングにもとても便利な立地です💗
龍神温泉 上御殿|国の登録有形文化財で味わう歴史ロマン
龍神温泉 上御殿は、江戸時代初期の明暦3年(1657年)に紀州藩主・徳川頼宣公が湯治のために建てた由緒ある旅館で、国の登録有形文化財に指定されています🏯
全10室のこぢんまりとした宿ですが、そのぶん一組一組のお客様を大切にもてなしてくれるのが魅力。なかでも見逃せないのが、徳川公が実際にお泊まりになったとされる「御成りの間」。歴史好きの方にはたまらない、当時の面影を残す特別なお部屋です。建物は明治17年の火災後に再建されたものですが、紀州藩御殿の趣を色濃く残しており、廊下を歩くだけでもタイムスリップしたような気分に浸れます。
温泉はもちろん龍神温泉の源泉で、ナトリウム炭酸水素塩泉のなめらかなお湯が楽しめます。ラジウム含有量が豊富で、余分な皮脂を穏やかに落としてくれるため、湯上がりのお肌はすべすべに✨ お料理は川や山で採れた地元食材をふんだんに使ったスローフーズ懐石。丁寧に仕上げられた一品一品からは、この土地の豊かさと料理人の心意気が伝わってきます。
口コミでは「施設は古いが掃除が行き届いており、とても気持ちよく過ごせた」「静かな大人の宿」といった声が多く、落ち着いた雰囲気の中で歴史と温泉を堪能したい方にぴったりのお宿です。曼陀羅の滝へも温泉街から歩いてアクセスできる好立地ですよ。
美食派も大満足!お料理自慢の龍神温泉宿
龍神温泉エリアの宿は、清流・日高川で獲れる天然鮎や山菜、ジビエ、そして和歌山が誇る熊野牛など、ここでしか出合えない食材の宝庫です。温泉はもちろんのこと、お料理にもこだわりたいという方におすすめの宿をご紹介しますね🍽️
料理旅館萬屋|大人限定の美食宿で天然鮎に舌鼓
料理旅館萬屋は、その名の通りお料理に特化した全6室の大人限定の料理旅館です。「本物の食と日本三美人の湯を気軽に愉しめる」をコンセプトにしており、少人数制だからこそ実現できるきめ細やかなおもてなしと、素材の味を最大限に引き出した季節の会席料理が自慢です🐟
特に人気なのが、清流日高川で獲れた天然鮎を使ったお料理。鮎の解禁時期にはお刺身や塩焼き、天ぷらなど、鮎づくしの贅沢なプランが登場します。冬には熊野牛や落ち鮎(産卵前の鮎)を使った特別会席も。口コミでは「一つひとつの料理がとても丁寧に作られていて感動した」「夕食は個室でゆっくりいただけた」と絶賛の声が並びます。
温泉は源泉100パーセントの龍神温泉で、2か所のお風呂が24時間入浴可能。時間を気にせず好きなときに美人の湯を楽しめるのは、小規模旅館ならではの贅沢ですよね💕 大人だけの静かな空間で、心ゆくまで美食と美湯に浸りたいという方に心からおすすめしたい一軒です。
龍神小又川温泉 美人亭|天然ジビエと自家製山菜料理が絶品
龍神小又川温泉 美人亭は、龍神温泉街から少し離れた場所にある全16室の温泉宿。「にっぽんの温泉100選」の泉質部門に入選した実績を持つ、とろみのあるお湯が自慢です🌸
こちらの宿の最大の特徴は、ご主人が自ら山に入って採ってくる山菜と天然ジビエを、女将さんが心を込めて調理するという、まさに「山の恵みの手作り料理」。鹿肉や猪肉などのジビエ料理に加え、熊野牛の鉄板焼きも人気メニューのひとつです。一番人気のプランでは天然ジビエか熊野牛の鉄板焼きかを選べるようになっていて、どちらを選んでも大満足間違いなしのボリュームと美味しさ。口コミでは「静かできれいな水が流れる川の横で、ゆったりできる」「山料理はどれも美味しく、熊野牛もほんとに美味しかった」と好評です。
温泉は龍神温泉の本流とは別の小又川温泉で、アルカリ性のとろみあるお湯が特徴。内湯からは日高川を眺めることができ、入浴後はお肌がしっとりすべすべに。貸切風呂と個室食がセットになった贅沢プランもあるので、プライベートな空間を大切にしたいカップルやご夫婦にもおすすめですよ😊 一日1室限定のひとり旅プランもあるので、おひとりさま旅にも対応してくれるのが嬉しいポイントです。
こぢんまりとした隠れ宿でくつろぐ龍神温泉の旅
大型旅館やホテルも良いけれど、旅先ではこぢんまりとした隠れ宿でのんびり過ごしたい、という方も多いのではないでしょうか。龍神温泉エリアには、全室数が少なく、アットホームな雰囲気の中でゆったりくつろげるお宿もそろっています🍵
旅館さかい|源泉かけ流しの美人の湯と手作り会席
旅館さかいは、龍神温泉街に佇む全10室の温泉旅館です。龍神温泉は1300年以上の歴史を誇り、その中でも旅館さかいは温泉の質に定評があるお宿として知られています。
お風呂はこぢんまりとしていますが、その分お湯の鮮度は抜群。龍神温泉ならではのトロトロ・ヌルヌルとした化粧水のようなお湯を、ゆったりと堪能できます。日高川のせせらぎを耳にしながらの入浴は、日常の疲れを芯から癒してくれるはず💆♀️
お食事は地元の旬の食材を使った手作りの会席料理で、特にしゃぶしゃぶが美味しいと口コミでも人気。1日2組限定で夕食を部屋食(別室)にできるプランもあり、周りを気にせずゆっくりとお食事を楽しみたい方にはうってつけです。宿泊人数が少ないからこそ、食事も温泉も静かにゆったりいただけるのが旅館さかいの良さ。曼陀羅の滝までは温泉街から歩いてアクセスできるので、朝のお散歩がてら滝を見に行くのも素敵ですね。
有軒屋旅館|源泉100パーセントの美人湯とお部屋食のおもてなし
有軒屋旅館は、龍神温泉の中心部に位置する全14室の旅館です。歴史ある建物ながらきれいに改装されたお部屋は清潔感があり、口コミでは「施設は古いが掃除が行き届いていて快適」「食事がとても手が込んでいて美味しい」と高い評価を受けています✨
こちらの宿の温泉は源泉100パーセント。純粋な龍神温泉のトロッとしたお湯は、一度体験したら忘れられない肌触りです。お食事は嬉しいお部屋食で、温泉しゃぶしゃぶや自家製のお料理など、一品一品にこだわりが感じられるラインナップ。周りの目を気にせず、自分たちのペースでゆっくりいただけるのがお部屋食の良いところですよね。
龍神温泉街のちょうど良い場所に位置しているので、曼陀羅の滝への散策はもちろん、温泉寺や道の駅龍神(ウッディプラザ木族館)への観光にも便利。最終チェックインが21時と遅めなのも、観光をたっぷり楽しんでから到着したい方には嬉しいポイントです。こぢんまりとした宿でゆっくり過ごしたいという方に、ぜひおすすめしたいお宿です😊
曼陀羅の滝と龍神温泉を楽しむための観光・アクセス情報
曼陀羅の滝と龍神温泉を満喫するために、知っておきたいアクセス情報や周辺の観光スポットをまとめました。旅の計画を立てるときの参考にしてくださいね🗺️
アクセス方法と滝までの行き方
曼陀羅の滝がある龍神温泉エリアへは、車の場合は阪和自動車道・有田インターチェンジから国道424号を経由して約1時間30分。高野山からは車で約60分ほどの距離にあります。公共交通機関を利用する場合は、JR紀伊田辺駅から龍神バスの「龍神温泉行き」に乗車し、約1時間20分で「龍神温泉」バス停に到着します。
バス停から曼陀羅の滝までは徒歩約15分〜20分。温泉街の中にある温泉寺を目印に、裏手の山へ続く遊歩道を登っていきます。のぼり口には「0.6キロメートル」の表示があり、案内看板もしっかり設置されているので迷う心配はありません。ただし道中は急な階段や細い山道があるため、スニーカーなど歩きやすい靴は必須。サンダルやヒールのある靴は避けましょう⚠️ また虫が多い時期には、長袖・長ズボンがおすすめです。
途中には東屋の休憩所もあるので、無理をせず自分のペースで登れば大丈夫。健脚な方なら片道10分〜15分、ゆっくり歩いても25分ほどで滝に到着します。往復で30分〜45分を見積もっておくと安心ですよ。
曼陀羅の滝と一緒に訪れたい周辺観光スポット
龍神温泉エリアには、曼陀羅の滝以外にも見どころがたくさんあります。まず訪れてほしいのが、曼陀羅の滝への遊歩道の入口にもなっている温泉寺。弘法大師が薬師如来を祀ったことが起源とされる歴史あるお寺で、滝へのハイキング前後にお参りするのにぴったりです🙏
龍神村の歴史にふれるなら、幕末の志士たちにまつわる天誅倉も外せないスポット。勤王の志士が最後を遂げた場所として知られ、歴史ファンには胸に迫るものがあります。また、百数十点もの曼荼羅が展示されている曼荼羅美術館は、アート好きの方におすすめの文化施設です。
温泉街のすぐ手前には道の駅龍神(ウッディプラザ木族館)があり、龍神村の特産品や木工芸品のお買い物を楽しめます🛍️ 龍神村は良質な木材の産地としても有名で、龍神材を使った工芸品はお土産にもぴったり。さらに足を延ばせば、世界遺産の高野山や熊野古道へのアクセスも良いエリアなので、一泊二日、二泊三日の旅行プランに組み込むのもおすすめです。
龍神温泉の共同浴場「元湯」は、龍神温泉で唯一の源泉かけ流し。宿のお風呂とはまた違った雰囲気で美人の湯を楽しめるので、湯めぐりの一つとしてぜひ立ち寄ってみてくださいね。
まとめ|曼陀羅の滝で癒され、龍神温泉で美人の湯に浸かる旅へ
曼陀羅の滝は、弘法大師ゆかりの神秘的なパワースポットとして、訪れる人の心と体を癒してくれる特別な場所です。そしてそのすぐそばに広がる龍神温泉は、日本三美人の湯のひとつとして知られるナトリウム炭酸水素塩泉のとろりとしたお湯が魅力的。滝のマイナスイオンで心をリフレッシュしてから美人の湯に浸かる、そんな贅沢な癒し旅をぜひ体験してみてくださいね💕
今回ご紹介した7つの宿は、それぞれに異なる個性と魅力を持っています。地産地消のバイキングが楽しい季楽里龍神、畳敷きの御座敷風呂が珍しい下御殿、国の登録有形文化財に泊まれる上御殿、天然鮎が絶品の料理旅館萬屋、天然ジビエが自慢の美人亭、静かにくつろげる旅館さかいと有軒屋旅館。どの宿を選んでも、龍神温泉ならではの上質な時間が過ごせるはずです。
龍神温泉は自然豊かな山あいにあるからこそ、日常から離れて心からリラックスできる場所。大切な人との旅行にも、おひとりさまのリフレッシュ旅にも、きっと素敵な思い出をつくってくれますよ🌿

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