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宿へ戻って、お風呂も夕食もひと段落。もう外へは出ないけれど、寝るまで少し一緒に遊びたい。
そんな旅行にカードゲームを一つ持っていくなら、「ニムト」という候補があります。数字のカードを一枚ずつ選び、みんなで同時に公開するゲームです。
ただ、小さなカードの箱だから、どこでも広げられると思うと少し違う。机の中央には四列のカードが並び、手元にも選ぶカードがあるんです。荷物の大きさだけでなく、宿で置ける場所まで考えると選びやすいよ。
そして名前のポイントは、六。列にカードを置くとき、六枚目になった人が前の五枚を引き取ります。その牛のマークが失点になる。
五枚目は置ける、六枚目は引き取る。ああ、もう一枚だけの差なんだ! しかも、他の人が先に何を出すかで、見えていた列が変わります。
この記事では、メビウスゲームズの公開する基本ルールと商品案内を確認し、初めての一ラウンドを追います。実際の旅行中の対戦談ではなく、持っていく前に準備するための案内です。
箱に入るカードは104枚。遊ぶ机には四列の場所を取ろう
今回扱うのは、AMIGO社の通常の「ニムト」。メビウスゲームズの商品案内と公開日本語説明書では、二〜十人、八歳以上、プレイ時間は三十分とされています。
この時間は商品としての目安です。初めて説明を聞く時間や、途中でルールを確かめる時間まで含め、必ず三十分で終わるという約束ではないよ。旅先で次の予定が決まっているなら、説明書を開く分の余裕も見ておこう。
カードは104枚で、準備では各プレーヤーに十枚ずつ配ります。それとは別に、四枚を表にして中央へ縦に並べる。一枚ずつが、それぞれ横へ伸びる四列の最初になるんです。
ここで、机の広さを一度見てみて。中央に四枚だけ並ぶと余裕がありそうでも、ゲーム中は列が横へ伸びます。基本ルールで一列に置けるのは五枚まで。その外側に、各人が手札から選んだ一枚を伏せて置く場所もほしい。
なので、飲み物や充電器で埋まった小さな台へ、無理に全部を乗せる前に確認したい。まず四段の列を作り、横へ五枚並べられるかを試してみる。寸法を一律に決めるより、実際に持っているカードと机で合わせる方法です。
宿の共用スペースを使うなら、ゲームを広げてよい場所か、利用時間や飲食の決まりも確認してね。客室でも、ほかの人が休みたい時間なら、遊ぶ予定を先に相談する。ゲームを持参したから必ず全員で遊ぶ、まで決めてしまわなくて大丈夫だよ。
準備で配らなかった残りのカードは、そのラウンドでは使わず、伏せたまま脇へ。十人なら、十枚ずつで百枚、中央の四枚と合わせて104枚なので残りはありません。人数が少ない場合の残りを、途中で手札補充に使うことはしないんです。
旅行前に一度、配る十枚と中央の四枚を分けてみるだけでも、持っていった後の準備が見える。ペンと紙は失点の記録用に別で用意しておくと、一ラウンド後に続けるときにも困りにくいよ。
購入時は、通常のニムトなのか、別作品や特別版なのかを見てね。似た名前でも追加カードやルールが異なる商品があります。この記事で確認した楽天の商品は、カード104枚と説明書の通常版です。
同時に出すけれど、置くのは数字の小さい人から!
カードを配ったら、各自が手札の中から一枚を選んで伏せます。全員が選び終わったところで、いっせいに表にする。
ここまでは同時。でも、その後に置く順番は同時じゃないんです。
公開したカードの数字が小さい順に処理します。座っている順でも、早く手を出した人からでもありません。先に置かれたカードによって、後の人が置く列の最後尾も変わるよ。
置き場所の基本は、自分のカードより小さい数字が最後尾にあり、その中で最も近い数字の列。好きな列を自由に選ぶわけではないんです。
説明のため、四列の最後尾が12、28、47、81だったとします。自分のカードが34なら、34より小さい最後尾は12と28。そのうち34に近い28の後ろへ置く。47のほうが見た目に近そうでも、34より大きいので、その後ろには置けません。
「近い」と聞いたら、大きい側へも置けるのかと考えたくなるよね。ここは「自分より小さい」という条件を先に見るのがコツです。
では、同じ回に31と34が出ていたら? 小さい31から処理するので、先に31が28の後ろへ置かれる。その後、34を置く人は、変わった後の最後尾を見ます。準備のときの28に固定して考えないでね。
この最初の確認では、まだ列の枚数による引き取りが起きない状況を想定しています。そこへ六枚目の条件が加わるのが、次の節の話。置く順番、近い小さい数字、列の枚数を、一つずつ重ねていこう。
旅先で初めて遊ぶ人がいるなら、練習では全員が同時に列へ手を伸ばす前に、公開カードを小さい順に並べておく方法もあります。置き方を確認するための進め方で、カードの処理順を変える追加ルールではありません。
一枚ずつ、「いまはこの数字が最後尾だね」と確かめながら進めてみて。説明する人が全部を動かしてしまうより、各自が自分の置き場所を探せると、次の回に同じ疑問が出たときも戻りやすい。
なお、いっせいに表にした後で、手札の別のカードと取り替えることはしません。相手の数字を見てから選び直せたら、みんなで伏せて選んだ意味が変わってしまうから。最初の一枚は、少し迷ってもいい。決めた一枚を出して、場がどう動くかを見てみよう。
列は数字が大きくなる向きへ並べて、最後尾を全員で指せる状態にしておこう。重ねて数字を隠さないほうが、次の置き場所も確かめやすいよ。
六枚目になったら五枚を取る。大きい数字だから安全とは限らないよ
一列に置けるのは五枚まで。自分が置くカードで六枚目になる場合、そこにあった五枚をすべて引き取り、自分が出した一枚を、その列の新しい先頭として残します。
六枚全部を取るわけでも、出したカードを手札へ戻すわけでもない。ここを実物で一度やってみると、次に何を見るかがはっきりするよ。
例として、ある列に四枚が並び、最後尾が40だったとします。他の列の最後尾は、どれも今回出るカードより大きい状況にしておこう。以下は説明用に作った数字の例です。
この回に42と44が出ていたら、42が先に置かれて五枚目になります。次の44は六枚目。44を出した人が前の五枚を引き取り、場には44が一枚残る。
では、41も出ていたら?
41が先に置かれて五枚目。42が六枚目になるので、42の人が五枚を引き取り、42を新しい先頭にします。その後の44は、その42の後ろへ置ける。この例では44の人は引き取らずに済みます。
さっきは取った44が、今度は取らない。数字が同じでも、同時に出されたほかのカードによって結果が変わるんだね!
だから、列に今何枚あるかだけで、自分のカードの結果を確定することはできません。自分より小さい公開カードが先に置かれるかもしれないし、先の人が一列を引き取って、その列が短くなるかもしれない。置く順番まで追ってみると、このゲームの動きが見えてきます。
引き取ったカードは、失点を数える自分の山へ。手札には加えません。手札が増えて、もう一度そのカードを使えるようになるわけではないよ。ほかの人の失点の山や、使わない残りのカードとも混ざらない場所に分けて置こう。
もう一つ、六枚目でなくても引き取りが起きる場合があります。出した数字が、四列すべての最後尾より小さく、どの列の後ろへも置けないときです。
この場合は任意の一列を引き取り、自分の出したカードを新しい先頭にします。列が五枚になっている必要はありません。たった一枚の列でも選べるし、複数枚の列も選べる。取るならどの列にするか、という判断がここで出てくるんです。
たとえば、四列の最後尾が18、39、60、94で、自分のカードが7なら、どの最後尾よりも小さい。好きな列の後ろへ無理に足すのではなく、一列を取って7を先頭にする。これも基本ルールの中にある進み方です。
この後に32を処理するなら、7をどの列へ置き直したかで、32の行き先も変わる場合があります。仮に7の人が18の列を取った場合、最後尾は7、39、60、94。32より小さい最後尾は7だけなので、その後ろです。一方で39の列を取った場合は、最後尾が18、7、60、94になり、32は近い18の後ろへ向かう。
小さい数字を出した人が列を選んだ後も、最初に表にしたカードを小さい順に処理することは変わりません。「いま見えている四つの最後尾で考え直す」を、ここでも続けるんだね。手札を選んだ時点の場面と、実際に自分が置く時点の場面は、同じとは限らない。その一つの変化が、後の一枚へ伝わっていきます。
練習用にこの二つを比べるなら、同じ数字を書いた紙で最後尾だけを並べてみてもいいよ。本番の得点として数えるためではなく、置き場所を理解するための練習です。実際のラウンドへ戻るときは、カードを混ぜて各自十枚と中央四枚の準備から始めよう。練習の並びを途中の本番へ混ぜないようにね。
初回は、六枚目の引き取りと、小さすぎる数字の引き取りを別々に練習してみてね。「全部六枚になるまで待つ」と覚えてしまわなければ、実際の一ラウンドで止まりにくくなるよ。
数えるのはカードの枚数ではなく牛のマーク。終わり方まで決めて持っていこう
手札の十枚を使い切ると、一ラウンドが終わります。途中で残りの山から引き足さず、全員が選んだ一枚ずつを十回処理するんです。
その後に数えるのは、引き取ったカードに付いている牛のマーク。このマークの数が失点です。一枚取ったら必ず一点、ではありません。
公開説明書では、一枚のカードの牛が一〜七個であることを示しています。引き取ったカードの枚数だけ見て「同じ五枚だから同点だね」としないで、各カードのマークを足してみよう。
たとえば、取った三枚の牛がそれぞれ一個、三個、二個なら、合計六点の失点。これは計算の練習用の例です。三枚だから三点、と数えないための確認だよ。ゲームでは、数字の大小を見るときと、失点の牛を見るときで、カードの注目する場所が変わります。
小さすぎる数字を出して列を選んで引き取るときも、枚数だけが判断材料ではない。二枚の列と三枚の列を比べるなら、牛の数をそれぞれ確かめてから選ぶ。数字が大きいカードほど必ず失点も大きい、という読み方もしないでね。
点数を記録するときは、名前ごとに一ラウンドの失点を書き、続けるなら累計も分けて残しておくと読みやすい。牛の合計を失点として記録し、少ない人が有利、という向きを最初に合わせておこう。プラスの数字で失点を書いても、マイナスで書いても、混在させないことが大切です。
公開日本語説明書では、何ラウンドか遊んで誰かが66点を超えたらゲーム終了と案内されています。ラウンドが終わることと、全体のゲームが終わることは別なんだね。勝つのは失点の最も少ない人です。
旅先で一ラウンドだけ試す予定なら、その区切りで終える遊び方にすることを、始める前に相談しておこう。これは通常の全体終了条件とは別の、滞在時間に合わせた短い体験です。途中まで遊んだ点数を、説明書どおりの全ゲームの結果と同じに扱う必要はありません。
人数の少ないときには、公開説明書に追加ルールの案内もあります。ただ、通常ルールと追加ルールのカード枚数や選び方を混ぜると、最初の準備から違ってしまう。まず今回どちらで遊ぶかを決めよう。この記事は通常ルールの十枚配りを軸にしています。
購入前には、日本語説明書が付く商品か、通常版のカード104枚の商品かを確認してね。楽天では今回確認した通常版の商品ページに、人数や対象年齢、日本版パッケージと説明書の記載があります。検索結果の別版や中古を選ぶ場合も、商品名と内容、欠品の有無を確かめよう。価格・在庫・配送先の条件や到着日は購入時の表示で確認してください。
帰りの荷造りでは、カードを中央の列、手札、失点の山、使わなかった残りに分けたまま置き忘れないようにね。全部をまとめて104枚あるか確かめ、説明書と一緒にしまう。テーブルの上だけでなく、椅子の周りや荷物の陰も一度見ておくと、次に開けたときの不足に気付きやすくなります。
最初の一回は、手札を伏せて、みんなで表にするところから。
安心そうに見えた一枚の前に、ほかの人の数字が入ってくる。五枚目、六枚目、そして新しい一列へ。カードが動く理由が分かってきたら、旅先の机にも、もう一つ楽しみが増えるよ!

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